僕らがケミカルを手放した理由
ヤスです
「僕らがケミカルを手放した理由」
今回は少し美容師目線のお話ですが、お客様にも知っていてほしい内容になっています。
モヒカン・赤髪の人間が、気付けばノンケミカル美容師、ヘナ専門店になっていました(笑)
今思うと、もっと早く自分の心の声に正直になればよかったな〜と。
よろしくどーぞです。。。
まず2年前ぐらいからですかね…
①一緒に働くスタッフの体調不良
前々から手荒れが酷かったこともありましたが、気管支系のケアはしていたのに身体に症状が出てしまいました。夜中に異常な咳、帯状疱疹…
美容師たる者は手荒れ当たり前!長時間労働当たり前!実際に手荒れや体調不良で潰れて辞めていった美容師さん、何十人も目の当たりにしてきました。手荒れで辞める…コレばっかりはしょうがないよね?的なノリ…
でも、本当にそうなのかな?身体を傷つけてまで人をキレイにする美容って本物なんかな?このまま大好きな美容師を続けれるんかな?そんな感じで少しずつ疑問が出てきました。
「でも、他に方法を知らない」
僕自身、見習いで美容室に入ってからは、イケてるヘアスタイルを作る!カットとパーマとカラーでデザインする!それでこそ美容師!って感じで、ずーっと突っ走ってきました。それが当たり前だったし、みんな頑張ってたし、夜中まで死ぬほど勉強して練習してました。でも今思うと、それしか知らなかったんですよね。それしか習ってなかった。選択肢がなかったんですよね。
最近ご相談を受ける美容師の方々は、既に身体に異変が起きていたり、スタッフの方がアナフィラキシーで働けなくなったなど、美容師生命に関わることが多いです。素晴らしい才能が潰れて消えていくことは、本当に悲しいことだと思います。
②子供が産まれて…
やっぱり自分の子供や家族にできることしか、お客様には施術したくない…そんな気持ちが芽生えてきました。違和感とゆうか…素手でパーマ巻いた手でご飯触るのとか、お米とぐのとか気になるようになってましたね(笑)子供に食べさせるってなると考えますね。
(人って変わるものですね、はい…)
(モヒカンでブイブイしてたのに、はい…)
③ヘナ髪の再現性
明らかに数年前からヘナをしているお客様が増えてきました。そのお客様のカットだけ担当しているとヘナのヤバさに気付いていきます。カットしやすい、毛流れがどんどん良くなっていく、持続性、再現性が高い…そんなことを目の当たりにしました。
その時はヘナのことをしっかり知らないから毛嫌いしてましたけどね(笑)
ヘナ?マニキュアみたいな染まりだし、家でやるやつじゃないの?時間かかるし、プロっぽくないし、ダサい感じするし、カラーリングはハイライトとか色味楽しんでナンボでしょ!って感じでしたね(笑)
(今からすると考えられないですが、はい…)
…などなど①、②、③の理由以外にも色々とケミカルを手放す理由はありましたが、今思うとミスマッチが起きていたと思います。
自分が表現している事と、自分の心の声のミスマッチです。
本当はこうしたい!こんな働き方をしたい!でも美容業界的に…、美容師たる者こうじゃなきゃ…
実際に僕らOVERALLはカラー率50%、パーマ率50%だったお店でした。メチャ勉強してきたし、パーマもカラーも大好きでした。お店の超主力商品だったのに手放しました。
だから今があると思っています。
スピリチュアルでも何でもなく、自分の心の声に正直に(笑)
僕らも諸先輩方、横の繋がりの方々のおかげで前に進んでいます。もっと枠組みを取っ払って、多様な働き方でいいと思うから。
講師で全国回らせていただきますが、伝えたいのはヘナがどーとかより、考え方や働き方。自分もやってきたから言えるけど、もう時代的に夜中までウィッグ切ってもお客様は喜ばないと思うな。
…って感じでいつも通りまとまりがない内容ですが、やっぱり髪型は人の印象決める大切なモノだな〜って思う今日この頃(笑)
カットって超大切です。。。
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